「書庫童」の本バカ日記 ADMIN
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2006.08.11
「ちいさなおうちのちいさな消しゴムはんこ はんこで作る雑貨とそれにまつわるいくつかのおはなし」こまけいこ/レディブティックシリーズno.2354 株式会社ブティック社/2005.12
■内容
今人気の消しゴムはんこ「消しハン」の本。消しハンの作り方や使い方、それに関連する雑貨の作り方や市販品へのはんこの利用例を紹介。

■書評
「誰にでもできる」ということをアピールするには、気楽で簡単な消しハン雑貨の数々もまあいいかも。が、本にするには、お粗末すぎる「消しゴムはんこ」のレベルにはかなり呆れる。本として販売するからには「かわいい~!」とか「ほしい~!」と思わせるだけの作品レベルでないと駄目なのでは?あまりに下手くそなイラスト図案に、お裁縫入門書的なものを合わせたような本書。使えそうだったのは消しゴムはんこに必要なものの説明くらい。それなら、消しゴムはんこキットを買う方がいいのでは?

◆追記・別の出版社から同時期に出ていた同じ作家の本◆
「はんこでつくる かわいい毎日 消しゴムはんこのアイデア帖」こまけいこ/河出書房新社/2005.12

内容&書評は株式会社ブティック社のものとほぼ同じ。イメージだけで本を作るのはやめていただきたい。少しだけ内容を変えて、同時期にあちこちから出すなんて、そんなに人気なの?不思議だ。
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興味深い本 | CM(2) | TB(0) | PAGETOP
2006.07.11
「次の一冊が決まらない人のためのファンタジーガイドブック」ファンタGメン`05/ブックマン社/2005.7
■内容
ファンタジーバブルのおかげで巷の本屋に溢れる「世界中で大反響」「全米でベストセラー」などの帯。似たような帯の紹介文で包まれた大量のファンタジー本の前に呆然と立ちつくす読者を救うために立ち上がった、ファンタジーGメンが現状を打破し、秩序をもたらすために、書いた、ファンタジーブックガイドが、これ。

■書評
気になっているファンタジー本は沢山ある。が、「一応」子供用のそれらを図書館で片っ端から予約し、借りるのも気が引ける。子供達が読むのを邪魔したくないから。
でも、ファンタジー本は何故か、すべて、お高い。何故だ!! 大抵は1800円以上!大人だって貧乏だし、誕生日や子供の日、クリスマスなんていうプレゼント品でのゲットがないんだぞ!ヘ(T◇T)ノ
そんな、悲しき貧乏人に愛とファンタジーを与えてくれる本書は、とても素晴らしいもの。気になっていた本の内容を理解して、コレというものをセレクトできるのだから。これで、片っ端から借りたり、買ったりしなくてよくなる。有り難や、有り難や!
ファンタジーバブルに溺れているあなたは、是非とも、藁な本書に縋るべし!
興味深い本 | CM(0) | TB(1) | PAGETOP
2006.07.11
「建築MAP大阪/神戸」ギャラリー・間=編/TOTO出版/1999.6
■内容
大阪・神戸を中心に関西の古典建造物から、印象的な町並みをつくりだしている近代建築、現代建築まで、全538作品を写真やデータ、解説付きで紹介したもの。

■書評
大阪や神戸の様々な建築物をMAPにおとし、写真や解説を付けた本書は、建築家たちのアイデンティティをめぐる巨大絵図の下絵だそうだ。建築家を目指す若者のテキストになればと編集された本書だが、一般人である私が読んでも十分面白い内容になっており、最近見かけた文庫されたものなどは、建物観光のガイドとして、かなりオススメの品なんじゃないかと思う。惜しいのは、建物の外ばかりだということくらいだろうか。できれば、内部の写真も載せて欲しかった。
興味深い本 | CM(0) | TB(0) | PAGETOP
2006.07.11
「てるてるあした」加納朋子/幻冬舎/2005.5
■あらすじ
たった1人で知らない土地の、あったこともない親戚の元を訪ねることになった雨宮照代は、この春中学を卒業したばかりの15才。父は次々と乗り換えるピカピカの新車に、母は豪華なランチや洋服で散財し、給食費の使い込みくらいしょっちゅうなんていう、金銭感覚ゼロな両親を持ち、常日頃、両親に不信感をもっていた照代だが、地元で名門と呼ばれる偏差値の高い高校に受かり、入学前の幸せの時間を過ごして入る間に、すっかり油断してしまっていた。友人からの一本の電話で気づいた、母の信じられない行動。幸せを崩壊させる、恐ろしい現実。しかし、不幸はそれだけじゃなかった・・・・。

■書評
同名のドラマでは、この「てるてるあした」と「さらさら さや」を合体させたストーリーになっていたが、そのときのドラマより、原作である、本作の方が面白かった。主人公の照代は、我が儘で自己中な設定だったドラマとは違い、小さい頃から苦い思いを重ねた苦労人。だが、信じられない感覚を持つ両親を持ち、高校入学もままならなかった彼女は、「可哀想な子供」にすらなれない。現実は厳しく、そして社会や家庭は理不尽なのだ。現代の日本では、いるのかもしれないが、表にでてこない境遇の少女である。でも、きっといるであろう、苦労人の少年少女に是非とも読んでほしい、「てるてるあした」には、明日はきっと晴れると思わせる、希望が詰まっている。
かきくけこ | CM(0) | TB(0) | PAGETOP
2006.06.11
「護樹騎士団物語」水月郁見/徳間書店/2005.4
護樹騎士団物語1 螺旋の騎士よ起て!
護樹騎士団物語2 アーマンディー・サッシュの熱風
護樹騎士団物語3 騎士団への道

■あらすじ
物心ついた頃から父と二人、諸国巡礼の旅を続けていたリジューは、12才のある日、父に突然の別れを告げられる。乞食同然の無職の巡礼。大酒飲みで、僅かに得たお金はすべて酒代にしてしまう父が最後に残した言葉はどういう意味なのか。父の後を追い、ある城に辿り着いたリジューは、騒動に巻き込まれ、逃げるうちに、アーマンディー・サッシュの領主、デオライト家に伝わる守護騎に乗りこみ・・・。死んでしまった領主と世継ぎにしか動かせないハズの守護騎になぜか操縦認証されしまったリジューは、世継ぎ自身と間違われ、予期していなかった運命へと巻き込まれていく。

■書評
少々読みづらい一人称で書かれたこのシリーズだが、ストーリー自体はなかなか面白い。主人公の少年が操縦資格のないはずの騎士ロボットに何故か乗れ、運転センスもある・・・というのは、設定を変えた、ガ○ダムやエヴァ○ゲリオン等と変わらないが、周囲を包み込む世界が魅力的なので、とりあえず、先がどうなるのか、気になり、読み進んでしまうのだ。1巻では、名前しか出てこなかったシリーズ名でもある「護樹騎士団」というものがハッキリしだすのが3巻後半からということは・・・・1~3巻までは序章でこれからが、本番?
航空機に強いという作者が描く、操縦シーンがかなりしつこく、読みづらい。いくら作者が、「別名で航空サスペンスを書く本格派」だとしても、本作は航空サスペンスではないし、航空マニアも多分読まないであろう、ファンタジーだ。今後は是非ともファンタジーでは必要ではない操縦中の細かな作業の表現は省いて、楽しい続巻を読ませて欲しいと思う。
まみむめも | CM(0) | TB(0) | PAGETOP
2006.06.11
「アコギなのかリッパなのか」畠中恵/実業之日本社/2006.1
■あらすじ
元大物国会議員であり、若手政治家勉強会「風神雷神会」の会長でもある大堂の事務所「アキラ」。そこで働く事務員、佐倉聖は21才の勤労者兼学生だ。ただの事務員のはずなのに、聖の仕事は事務員ぽくない。オヤジ(大堂)の趣味全開な奇妙に豪華な事務所「アキラ」で、料理、掃除、オヤジのおもり、風神雷神会の雑用、大堂の弟子である政治家の持ち込む相談事の処理、選挙応援スタッフなどをこなしている。現在は、13才の弟を養うために、妖怪のいとこに違いない、うさんくさい政治の世界にかかわっているが、大学の4年になる前に地味で堅実なサラリーマンの将来を手に入れなくては!と日々思っている聖だが、大堂を始め、周囲の妖怪のいとこな政治家達は・・・。

■書評
実業之日本社という聞いたことのない出版社から出ているこの本の作者は「しゃばけ」「ぬしさまへ」等、不思議で面白い話を書いている畠中恵氏。装丁を見ると、とても面白そうには見えない・・が、畠中氏の本が面白くないはずがない。読んでみると、期待していた以上に、面白く、興味深い小説だった。
主人公の聖の過去は、幸せとは言えないものだが、一緒に暮らした記憶もない父親から、「送りつけられた」異母弟を養うことを第一に考える、現在の彼の思考は幸せなものだと思う。政治家のイメージそのままの、しぶとい狸、いや、妖怪のいとこである、大堂やその弟子たちも、それぞれ魅力的に描かれている本作は、政治家にこそ、読んでほしい作品かもしれない。

風神雷神会の議員は大堂によく仕込まれている。後先考えずにただ反対を唱えることがどうなるか。己ならどうこなすのか、明確に、現実的に示せないで、相手の案を潰せば、物事が進まず、よりいい加減になるということを理解しているのだ。非難する自分の姿を誇らしげに誇示するのもいいが、あら探しや嫌味の応酬をするより、党や派閥を越え、アイデアのイイトコ取りをすべきでは?と思う。議論は個人的にこそしてほしい。国会や各都道府県市町村の議会は、「会議」という名称に変えたほうが世のためではないだろうか。
はひふへほ | CM(0) | TB(0) | PAGETOP
2006.02.06
「アンティークインテリアが心地いい」HOMEIDEAS/世界文化社/2005.7
■内容
別冊家庭画報の家庭画報特選HOMEIDEASシリーズのひとつ。生活骨董と銘打った、コーディネートアイデアを15人の骨董好きの家のインテリアと共に紹介している。その人たちが普段通っている骨董品店や、全国の骨董市も掲載されており、お手頃な生活骨董に興味がある人には、便利な内容になっている。

■書評
生活で使える、お手頃価格なアンティークとはいうが、百貨店のお皿売り場にあるお皿よりもう~~~んと高い骨董品が多数紹介されている。骨董としての価値がないぶん、自分が使うものとして、惚れ込んだ物を買うことを薦めるこの本だが、骨董として価値なしのいわばガラクタアンティークが、数万から数十万・・・・気にいって買うには財力がいる・・・うん百万しないから日常使いのレベルと紹介するより、「お店にはありますよ」という1万以下の、数千円の、数百円のものも紹介してほしかった。でもまあ、ふらりと立ち寄る粋な店集としてはオススメだ。
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